注文住宅は建売住宅と何が違う?
もし、建売タイプと注文タイプで迷っているのなら、それぞれのメリットをしっかりと把握したうえで、自身に合ったほうを選ぶようにしましょう。
どちらのタイプにするべきか、決断するときの参考にしてみてください。
建売住宅のメリットをいくつか紹介
建売タイプならではのメリットは、外観や内観を自身の目できちんと確認してから、購入ができるということです。外壁の色やバスルームや玄関のデザインなど、すべてをチェックできるため、実際に住み始めてから後悔する確率は低いです。
気になる住宅の見学を申し込めば、ハウスメーカーのスタッフが外部や内部の案内だけではなく、暖房や電気などの設備の説明も詳しくしてくれるため、どのような住まいかしっかりと把握できます。
そして、その土地にある建物を、そのまま購入するのですから、スーパーマーケットや病院などの周辺情報も確認しやすいです。したがって、住みやすいかどうかも判断しやすいので、さらに後悔する確率を低くできるでしょう。建売タイプは完成された住宅を、そこそこ安く購入できるのもメリットだといえます。
費用を安くするための工夫が、あちらこちらに施された住宅も多いので、立派な見た目なのに驚くほど安価なケースもあります。もちろん、手抜き工事で費用を節約しているのではないため、安全性や耐久性はきちんとしているので安心しましょう。
安全性や耐久性は見学のときに質問すれば教えてくれるため、地震や台風などが不安ならば、しっかりと説明してもらったほうがよいです。ちなみに、見学用に建てられたモデルハウスが、建売タイプとして売られている場合もあります。
モデルハウスというものは、テーブルやソファーやベッドなど、実際の生活に利用する設備をそろえることで、見学者に住んだときのイメージを伝えやすくしています。その豪華な設備がついてくるのが、モデルハウスの販売なので、得をしたいのなら購入を考えましょう。数多くの設備がついているのに相場よりも安く販売されているケースが多いため、満足できる住宅を手に入れられる場合が多いです。
ただし、モデルハウスが欲しいという方はたくさんいるので、抽選となる場合がほとんどです。完全な運となってしまうため、モデルハウス狙いを続けていると、いつまで経っても住宅を建てられない事態になり得るので注意が必要です。
そのため、モデルハウスを狙うなら、引き際をきちんと決めていて、そのときがきたのなら普通の建売住宅を購入することを考えましょう。
注文住宅のメリットをいくつか紹介
注文タイプの一番大きなメリットは、自身のイメージをしっかりと反映させて住宅を作れることです。キッチンやバスルームやリビングなどのデザインを細かく指定できるため、この世に一つしかない完全オリジナルの住宅を建てられます。
希望すれば、実用性がまったくなく、驚くほど奇抜な外観に仕上げてもらうようなことも可能なので、建築会社に思いのすべてをぶつけましょう。ただし、頭の中のイメージを建築会社に適切に伝えるのが、難しいと感じる方もいるはずです。たしかに、せっかく注文タイプを選んでも、イメージを伝えられなければ理想を叶えることはできません。
しかし、プロフェッショナルのデザイナーと何度も打ち合わせをできるため、イメージを伝えるのは決して難しくはないです。話し合いながらイメージを固めていって、デザイン案を書いてくれるので、絵心がない方でも理想を伝えやすいでしょう。
もちろん、デザイン案が気に入らなければ、デザイナーに何度も修正してもらえます。納得できるまで修正してくれるので、イメージが伝わらないまま、建築に取りかかることはないので安心しましょう。
そして、注文タイプのもう一つの大きなメリットは、土地探しからおこなえることです。一口につくば市といっても広いので、住みたいところや住みたくないところがあるでしょう。注文タイプならば、つくば市の住みたいところにある土地を探して、そこに理想の住宅を建築してもらうことが可能です。
もちろん、住宅を建てるための土地探しを、すべて自身たちの力でおこなう必要はありません。建築会社がしっかりとサポートしてくれるので、周辺環境や日当たりなどの条件をきちんと伝えて、自分たちにあった土地を探してもらいましょう。
なお、注文タイプは建築費用が高いというイメージがありますが、予算があるのなら、それに合わせて立ててもらうことも可能です。安価で注文タイプの住宅を建てられることを売りにしている建築会社もあるので、つくば市にある対応するところを探してみましょう。
予算を伝えて相談すれば、節約すべきところは節約して、節約すべきでないところはしっかりと残して、注文住宅を建ててくれます。建っているものを購入するのではなく、これから建築するので、費用の調節は思うがままにできます。絶対こだわりたいところを伝えれば、節約するところを勝手に考えてくれるので、こちらは何もする必要はありません。
ハウスメーカーや建築会社に相談をしよう
建売住宅と注文住宅のどちらにするかハッキリと決めてから、建築会社やハウスメーカーに相談をしたほうが話はスムーズに進みます。しかし、ハッキリと決めてはいなくても相談できるので、悩んでいる方はとりあえずでも連絡を取ってみましょう。
ハウスメーカーの建売住宅を見学するのは無料ですし、建築会社にデザイン案を書いてもらうのだって無料です。正式な契約しなければ、ほとんどのところでは料金を支払うことはないので、どんどんと専門家に相談をして、どちらに選択するか決断するための情報を集めましょう。
なお、まだ決めていないのに、対面で相談に乗ってもらうのが、気が引けると感じるのなら、メールでの問い合わせをおすすめします。それは、メールならば顔を合わせる必要がないため、罪悪感を覚えずに済むからです。建築会社やハウスメーカーの公式ホームページを訪れれば、問い合わせ用のメールアドレスが記載されているので、そちらを活用して相談してしまいましょう。
ちなみに、相談をするのなら、つくば市に対応するところを利用しなければいけません。間違ってつくば市に対応しないところに相談してしまっては、いざ契約しようとしたときに利用ができないことが分かり、今での努力が無駄になってしまいます。
そのため、公式ホームページに目を通すのなら、まずは対応エリアをチェックするところから始めましょう。
建売タイプと注文タイプのどちらで住宅を購入したとしても、数年で買い換えることは考えていないはずです。
しかし、きちんと選ばなければ、数年で買い換えなければいけない事態になる可能性があるので、しっかりと考えたうえで適切なほうを選定しましょう。
もちろん、タイプを選んだらそれで終わりというわけではなく、建築会社やハウスメーカーの選定もおこなわなければいけません。これから、数十年間住み続ける可能性がある住宅なので、十分過ぎるほど考えて後悔をしない選択をしましょう。