つくば市で注文住宅を建てるなら!新築マイホーム・一戸建てが欲しい方におすすめの工務店・ハウスメーカーを比較形式でご紹介!

ZEH住宅とは?それぞれメリット・デメリットを確認しよう!

公開日:2021/10/15  最終更新日:2021/10/05


近年、光熱費を大幅に削減できるうえ、環境にも優しいといわれているZEH住宅が注目を集めています。お財布にも環境にも優しい住宅と聞くと、メリットばかりのように思われますが、ZEH仕様の住宅を建てるデメリットはないのでしょうか?そこで今回は、気になるZHE住宅について、メリットとデメリットの両面から解説していきたいと思います。

そもそもZEH住宅とは?

そもそも、ZEH住宅とはどのような住宅なのか、ご存じですか?聞いたことはあるけど、詳しいことはよくわからないという方も多いかもしれません。まずは、ZEH住宅とはどんな住宅なのか、その特徴について確認していきましょう。

ゼロエネルギー住宅

ZEHとは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称で、ゼロエネルギー住宅とも呼ばれています。ゼロエネルギーという言葉からも想像ができますが、ZEH住宅とは、住宅のエネルギー収支が実質「ゼロ」になる省エネ住宅です。簡単にいうと、家庭で消費されるエネルギーと、家庭でつくられるエネルギーが同等で、プラスマイナスゼロなることを目指しています。

国が推進

ZEH住宅は、国がパリ協定の国際公約を果たすために推進している国策の1つです。そのため、環境省・国土交通省・経済産業省が連携して、ZEH事業を支援しています。また、政府は、2030年までに新築で建てられる住宅の50%以上をZHE住宅にするという目標を掲げており、補助金制度にも力を入れています。

家庭で消費されるエネルギーを削減

家庭で消費されるエネルギーと、作られるエネルギーを同量にするためには、家庭で消費されるエネルギーをできるだけ少なくする必要があります。そのため、ZEH住宅では、建物の高断熱化や、省エネ効果の高い設備を導入して、消費されるエネルギーを抑える工夫が不可欠です。

断熱性を上げることによって、室内温度が外気温に影響されにくくなるため、「冬は暖かく」、「夏は涼しく」が実現できます。結果、冷暖房に頼らずとも快適に過ごせるようになり、消費エネルギーを減らすことが可能になります。さらに、省エネ性に優れた家電を取り入れることによって、消費エネルギーを削減できます。また、エネルギーの収支を把握できるHEMSという設備を導入し、常にエネルギー収支を管理することで、意識的にエネルギー消費を節約することも大切です。

家庭でエネルギーをつくる

ZEH住宅では、家庭でエネルギーをつくり出す取り組みとして、太陽光発電を導入しています。この太陽光発電システムで、消費するエネルギー以上のエネルギーを生み出し、自家消費します。そうすることで、「消費エネルギー≦つくるエネルギー」とするのがZEH住宅の特徴です。また、自然環境を利用した再生可能システムは、CO2を排出することなくエネルギーを作ることができます。そうしたことからZEH住宅は環境に優しいといわれています。

ZEH仕様の注文住宅を建てるメリット

ZEH住宅の特徴がわかったところで、次にZEH仕様の注文住宅を建てる具体的なメリットを解説していきたいと思います。

国から補助金がもらえる

前述した通り、国がZEH事業を推進しており、ZEH基準を満たした住宅は、国に補助金を申請できます。補助金制度の概要は、年度ごとに変わりますが、2020年度の補助金額は、1戸あたり60万円でした。ただし、補助金は、申請すれば必ずもらえるというわけではなく、その年によって、先着順であったり、抽選方式であったりするため、注意が必要です。ZEH住宅を検討するときに、あわせて補助金についてもしっかりと確認しておくことをおすすめします。

光熱費を抑えられる

「断熱」「省エネ」「創エネ」の条件を揃えることで、光熱費を大幅に削減できます。建物の断熱化や省エネ設備の導入で消費エネルギーを減らし、太陽光発電でつくり出したエネルギーを自家消費することで、ゼロエネルギーを実現できます。

売電収入を得られる

太陽光発電によって家庭でつくられたエネルギー量が、消費エネルギー量よりも上回った場合は、余った電気を電力会社が買い取ってくれる制度があります。不要な電気を売ることにより収入を得ることが可能です。

ヒートショックを防ぐ

ヒートショックは、急激な温度変化によって、血圧が上下することで起こります。ZEH住宅は高断熱で外気温に影響されにくいので、冬でも住宅全体が暖かく、浴室やトイレが居室に比べて極端に寒いといったことがありません。そのため、ヒートショックが起こりにくいというメリットがあります。ZEH住宅は、身体にも優しい住宅といえそうです。

住宅の資産価値向上

「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」という住宅の省エネ性能を評価する制度があり、この制度で高評価を受けた住宅は、資産価値が向上します。もちろん、ZEH住宅は、省エネに特化した住宅なので、この制度による評価も高く、他の住宅に比べて価値が上がります。将来、家を売却しなければいけなくなったとき、ZEH住宅は比較的高値で買い取ってもらえるでしょう。

停電時も安心

ZEH住宅は、太陽光発電システムでエネルギーをつくることができるため、台風などの災害による停電時も安心です。太陽光のある昼間に電気を供給してくれるのはもちろんのこと、蓄電システムを設置すれば、昼間につくられたエネルギーを蓄えて夜間使用することも可能です。蓄電設備の設置は、ZEH住宅において必須条件ではありませんが、いざというときに役に立ちますし、電気代の節約にもなるので、太陽光発電システムとセットで導入しておいた方がよいでしょう。

ZEH仕様の注文住宅を建てるデメリット

ここまで、ZEH住宅のメリットをみてきましたが、ZEH仕様の注文住宅を建てるデメリットは、どういったものがあるのでしょうか?ここでは、3つのデメリットについて解説していきたいと思います。

コストがかかる

ZEH住宅の最大のデメリットは、コストがかかるということです。ZEH仕様にするためには、従来の家よりも性能を高める必要があり、高性能な断熱材や省エネ設備、太陽光発電システムなどを導入しなければいけません。そのため、補助金を申請できたとしても、かなり高額な初期費用が必要となります。光熱費が削減できるため、長期的に考えるとZEH住宅の方がお得といったデータもあるようですが、設備などの初期投資にお金がかかることを認識しておいてください。

太陽光発電が安定しない

自然光を利用してエネルギーをつくる太陽光発電は、天候によって発電量が変わってきます。とくに、日射量の少ない梅雨時期や冬の時期などは、発電量が減り、安定した電力供給が得られない可能性が高くなります。太陽光発電は天候次第、ということを把握しておきましょう。

間取りや屋根の形が制限される可能性がある

ZEH仕様の住宅にするには、高断熱と太陽光発電システムの設置が必須になります。高断熱化するためには、気密性を高める必要があるため、部屋に間仕切りをする必要があったり、LDKを小さくしなければいけなったりと制約が出てくる可能性があります。また、太陽光発電システムを設置する屋根の形状も、日射量や安全性の確保が必要になるため、自由に選べない場合が多いようです。

 

今回は、近年、話題のZEH住宅について、メリット・デメリットをご紹介してきました。ZEH住宅は、「断熱」、「省エネ」、「創エネ」の3つが揃った、お財布にも環境にも優しい住宅ということがおわかり頂けたと思います。初期費用が高く、太陽光の発電量が安定しないといったデメリットもありましたが、長期的にみると、検討してみる価値はあるかもしれません。今から注文住宅を建てようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

つくば市の注文住宅会社おすすめ人気比較ランキング

商品画像12345
商品名アルルホームズ 明るい株式会社アゲルホーム国分建設コンチネンタルホームタマホーム
特徴お客様に寄り添う地域密着型工務店家づくりの土地さがしにこだわるお客さまの笑顔のために努力を惜しまない日本の未来を考える『100年構想住宅』みんなを幸せにする家づくりをめざして
詳細リンクもっと詳しくもっと詳しくもっと詳しくもっと詳しくもっと詳しく
つくば市の注文住宅会社ランキング一覧はこちら

おすすめ関連記事

サイト内検索
つくば市の注文住宅会社ランキング!
アゲルホームのトップ画像
第3位 国分建設
国分建設のトップ画像
第5位 タマホーム
タマホームのトップ画像
注文住宅コラム