つくば市に注文住宅を建てるメリットとデメリットは?
注文住宅を建築するならば、あらかじめそのメリットとデメリットをしておく必要があります。
そこで、実際にどのような利点があるのかそしてデメリットがあるのかを理解しておき、その両方を知ったうえで判断をしてみましょう。そのほうが、後悔をしないで済むからです。
注文住宅のメリットを理解しよう
つくば市で注文住宅を建築するときに、理解しておきたいメリットの一つが自由な設計をすることができることです。自由な設計といっても、ハウスメーカーに注文するのかそれとも工務店に注文するのかによってその範囲が変わってきます。
例えば、ハウスメーカーの場合は一般的にパッケージ化されたものが販売されている傾向があります。最近見かけるのは、地震に強い住宅で設計自体がすべて耐震性を考えられたものになっているものです。そうすると、その中心的な部分に関しては変更することができません。
もし、耐震性の部分を変更することができてしまったら、パッケージの意味がないからです。つまり、そのパッケージを選ぶことによって一定の制限が加えられると考えてよいでしょう。このように、ハウスメーカーの場合は一定の制限が加わるものの、それ以外の範囲内では自由に設計することができるのが魅力です。
たいていの場合、間取りが大きく変更できますので、その部分は考えている通りに設計をしてみましょう。例えば、女性ならばリビングやキッチンにお金を使いたいと考えるかもしれません。リビングを広めにしてキッチンはリビングの中に置くような仕組みにしておけば、テレビを見ながら料理をすることもできます。
皿洗いをする場合にも便利になります。小さな子供がいる場合、リビングで子供を遊ばせておきながらそれを横目で見つつ皿洗いが可能です。ちなみに、ハウスメーカーの場合にはセミオーダー住宅と呼ばれるものが存在することも知っておきましょう。セミオーダー住宅とは、ほぼ間取りが最初から定めてあり、間取りの変更はできませんがキッチンやトイレの形や色は自由に選ぶことができるものです。
もし、設計することに慣れていない人や水回りのこだわりが実現できればよいと考えているならば、セミオーダー住宅でも十分満足できるはずです。一方で、工務店の場合にはパッケージしてある商品はあまりありませんので、ほぼゼロからの設計になるといってよいでしょう。
ゼロから設計する場合には、法律とお金を制限の範囲内で自由に決めることが可能になります。頭の中に設計図が入っており、理想の住宅を建築したい場合にはこれ以上のメリットはりません。多少建築に時間はかかるかもしれませんが、結果的に良い住宅ができれば、多少建築期間が長くても納得できるでしょう。
このように、どちらに依頼しても注文住宅の場合はある程度設計を自由にすることができ、結果的に住宅を建築した人の欲求を満たすだけの魅力があるのも事実になります。
建築現場をチェックできる点も大きな魅力
メリットのもう一つは建築現場をチェックできる点です。建築現場をチェックしても、まだ完成していない住宅を見ることができるわけではないので、あまり興味が持てないと考える人もいるかもしれません。
確かに、建築現場だけ見ても、ほとんど基礎の部分しかなかったり柱がようやく建築された段階で壁がない状態だと、何だかむなしい気持ちになってしまうかもしれないです。ですが建築現場を見ることは大きなメリットがあるといえるでしょう。
なぜかといえば、建築現場を見ることにより、住宅をしっかり建築しているかそれともそうでないかが判断できるからです。また、建築現場にたびたび行くようになれば、建築現場の人も気合いが入ります。やはり人は、見られているという感覚を持っている場合と、誰からも見られていないと感じる場合では、前者のほうがより真面目に作業をしやすくなります。
実際に、ある会社で室内に監視カメラを仕掛けておいたところ、監視カメラを仕掛ける前よりも作業能率がアップしたとの話しがあります。実際にその監視カメラがダミーのものであったとしてもおそらく作業効率が高くなるでしょう。このように、人は周りから見られていると意識するだけでより真剣に仕事をするようになる傾向があります。
つまり、建築現場をチェックできるということは、それだけ作業員に注意を喚起することができより真剣に住宅を建築してもらうきっかけになるわけです。それに加えて、作業現場で写真に撮っておくこともできます。住宅を建築して終わった場合には、住宅を建築する途中の光景を2度と見ることはできません。
住宅を建築した後は、建築した姿を撮影するだけになりますので後になって「あのとき写真に収めておけばよかった」と後悔するようなこともあります。そのような意味においても、建築現場を見るメリットはあるでしょう。
後は、予算を調整できる点も注文住宅を建築するうえでの魅力的な理由の一つになります。建売住宅の場合には、すでに出来上がって住宅を購入するだけですので、予算の調整をすることはできません。
仮に立地が良い場所に住宅が建築されていても、手が届かない金額の場合もあります。ですが注文住宅の場合には、設計の仕方や素材によって安く仕上げることも十分可能です。逆に予算が余っているので豪華に建築することも考えられるでしょう。
このように、予算に応じて理想の形にできる点は、注文住宅ならではの良いところと言えます。
理解しておきたいデメリットとはどのようなものか
デメリットと言う言葉自体に、悪いイメージを持ってしまう人がいるかもしれません。ですが、ある一つの決断をするためには、メリットだけでなく必ずデメリットも知っておく必要があります。物事には必ずメリットがあればその反対のデメリットもありますので、両方の情報を仕入れていき公平な視点から見ることでより客観的に妥当な判断ができるようになるわけです。
特に注文住宅を建築する場合のように、8ケタ程度のお金がかかるとすれば、より確実に判断したいものです。そのような意味において、デメリットを知ることは必要最低限の情報の一つと言えるでしょう。
具体的なデメリットの内容は、入居までの期間が長いことです。建売住宅の場合は、たいてい住宅の完成間近か完成した後に購入することになりますので、契約が済めば後は簡単に入居することができます。契約の段階から1カ月から2カ月程度で入居が可能でしょう。
ところが注文住宅の場合には、そのようなことはなく契約の段階から短くて4カ月程度、長くて1年以上かかるようなこともあります。早く住宅に住みたいのに、なかなかそこに住むことができないのはストレスがたまるかもしれません。
次に、予想外の出費が予想されることです。建売住宅は、もう完成された住宅を購入するだけですので、予想外の出費はそれほどありません。ところが、注文住宅の場合には、基礎工事をするとき地面を掘ってみたところ大きな石が出てきて撤去しなければならなくなった場合などは、余計にお金がかかってしまうこともあります。
このように、予期せぬ出来事が発生することもありますので、そのような場合もデメリットに数えられるでしょう。
つくば市で、注文住宅の建築を考えている場合、メリットとデメリットの両方を理解しておくとよいです。メリットは、自分たちの希望通りの住宅が建築できることです。それを理由に選ぶ人は少なくありません。
ただ、ハウスメーカーの中にはセミオーダーと呼ばれる仕組みを採用しているところもあります。そのような場合には、いくらかデザインや間取りに制限を受けることがあります。デメリットは、予想外の出費があることや建築期間が長くなりがちなことです。