間取りや設備はどうやって決めたら良い?アドバイスはもらえる?
つくば市で注文住宅を建築する場合、いくつか決めておかなければならないことがあります。そのうちの一つが間取りや設備などの内装です。あいまいな状態で住宅の建築を始めてしまった場合には、納得できない仕上がりになってしまう恐れもあります。間取りや設備を事前に決めることで、満足度が高い住宅に仕上がる可能性が高いでしょう。
家事動線を意識するときに知っておきたいこと
住宅を建築するときは、夫婦で住むことを考えなければいけません。特に、女性の意見は重要になりますので女性の意見が尊重されるような住宅を建築しましょう。
男性の場合は、そこまでこだわりを持っている人も多くありませんが、いずれにしても主婦が中心の家にしたほうが平穏な家庭が築ける可能性が高くなります。なぜなら、建物の中にいる時間は女性のほうが多いからです。基本的に男性は外で働き女性も外で働いているかもしれませんが、それでもやはり家にいる時間は男性よりも長くなるでしょう。
では、妻が使いやすい住宅を建築する場合何を意識したらよいかといえば、それは家事動線になります。家事動線とは、家事をするときに通る通路のことを意味しています。家事意識しておきたいことは、主に洗濯と料理そして掃除の3点です。
その中で、洗濯する場合は洗濯機から洗濯物を干す場所が可能な限り近くにある必要があります。もし、2階建ての住宅の場合ならば2階のベランダに干す人がほとんどでしょう。そうだとすれば、理想としては洗濯機の場所は2階にあったほうがよいことになります。しかもベランダのすぐ近くにあればわずか数秒で洗濯物を干すことができるでしょう。
もし洗濯機が一階にあった場合でも階段のすぐそばにあると便利です。しかも洗濯物を運ぶことを考えるならば、階段は少し広めに設計すると良いかもしれません。
料理に関しては、キッチンとリビングの位置が重要になります。キッチンは、リビングから近い位置にあるのが基本ですが、たいていの住宅はこの二つが離れていることはありません。もし可能ならば、リビングの中にキッチンを作るアイランド式のキッチンを用意してみると良いでしょう。このときの条件は、リビングを少し広めにとることです。できれば18畳から20畳ぐらいあればよいですが、そうでなくても15畳もあれば家族でくつろげるだけの場所は確保できるでしょう。
細かい間取りも意識しておきたいことがわかる事例
多くの人は、注文住宅を建築する場合は間取りにはこだわるはずです。例えば、子供が二人いるならば将来的にそれぞれの子供部屋を設けたいと考え、子供部屋をあらかじめ二つ用意しておくでしょう。それ以外に夫婦の寝室などを考えれば最低でも3部屋は必要になります。またお客さんが来たときのために、1階に一部屋用意しておくとすればやはり4LDKが妥当な大きさになります。
ただ、そこまでは設計してもそれ以上細かいところまで意識していないことが多いです。そのうちの一つは、コンセントの数になります。少し前に住宅を建築した過程は、コンセントの数はあまり意識していなかったはずです。せいぜいプラグをさす箇所が部屋に四つぐらいあれば問題ないと考えていたはずです。
確かに、寝室などならばその程度のコンセントの数で問題なかったでしょう。しかし、リビングなどはたくさんの電化製品を使う傾向にありますので、プラグをさす部分8ヵ所から10か所ぐらい設けたほうがよいかもしれません。
リビングには、テレビやエアコンだけでなく携帯電話の充電できるコンセントやパソコンに用いるときに利用するコンセントが必要です。それ以外にも、電話機や複合機、扇風機の利用が考えられます。可能な限り、電化製品のコードがどこにでも届くように、部屋の4カ所ぐらいに均等な距離でそれぞれコンセントを設けておくことが良いかもしれません。
次に、窓が重要になります。住宅を建築する場合、少しでも窓を大きくしようとする人が少なくありません。なぜ窓大きくしようとするかといえば、それだけ外からたくさんの光が入ってくるからです。少なくとも日本人は昔から南向き信仰と呼ばれる考え方が根付いていました。
これは、南向きの住宅ほど日光がたくさん入り明るい部屋を実現できることを意味しています。部屋の中にたくさんの太陽が入れば明るいだけでなく洗濯物も乾きやすいです。梅雨の時期や九月の長雨のときでも、雨が止んだときに部屋の中にたくさんの光が入ればカビなどが生えにくくなり、清潔な環境を実現することができるでしょう。
さらに、自然の光で部屋が明るいと、家庭内の雰囲気も明るくなる傾向があります。やはり住宅を建築してから家庭環境が悪くなる家があることを考えれば明るさは重要なことがわかります。
ただ、窓をたくさんつけて部屋を明るくすることが重要だとしても、その弊害も考えていくことも大事です。窓を大きめに設置し数を増やしてしまうと家具をおくことが難しくなる点を頭に入れておきましょう。
例えば、タンスや本棚などは通常壁につけますが、窓がある部分にはタンスや本棚が置きにくくなります。このようなリスクを考えた場合、ほどよい窓の大きさにすることや、大きな窓を設置したとしても、夫婦間であらかじめものを増やさないと約束することが大事です。
水回りなども工夫しておくことが重要
通常家庭内にある水回りは4種類ほどになります。一つはトイレですがトイレは1階と2階の2カ所につけておくといざというとき便利です。特に2階の寝室に眠っているときトイレに起きた場合、わざわざ1階まで行かなければならないとすればかなり大きな負担になってしまいます。
次に、キッチンも重要になりますがキッチンは高ければ高いほど素材がよいか設備がたくさん付いているものになるはずです。平均的には80万円ぐらいの金額になりますが、その2倍ぐらいするものは大理石でできているものなどがあります。そこでこだわりがなければ、無理して高いものを購入する必要ありません。
後はキッチンの設備が重要になります。最近は、自動食器洗い機などが内蔵されているものがありますので、必要な場合は自動食器洗い機が内蔵されているものを購入してみると良いでしょう。確実に主婦の負担を減らして時間を作ってくれるでしょう。
設計したい人のためにユニットバスに関しては、一戸建て住宅の場合は主に2種類の広さから選べます。一つが1畳タイプのもので一般的な建売住宅がこの大きさになります。もう一つは、お風呂場にこだわり少し広めに1.75畳のものがあります。浴室は狭いと途中から広めることは難しくなりますので、迷った場合は広めにしたほうがよいかもしれません。
これからつくば市で注文住宅を建築する場合には、間取りや設備についても意識をしておくことが必要です。間取りを重視したいことは、家事動線をいかに確保するかです。
特に洗濯物を干す場合は最短距離でベランダまで行けるようにしておくと便利になります。設備としては、コンセントの数などを意識しておくとよいでしょう。また、窓の大きさもものを置くとき邪魔にならないようにしておかなければなりません。後は、水回りの大きさや素材などをよく検討する必要があります。