注文住宅の打ち合わせ回数はどのくらい?
つくば市で注文住宅を検討している人は、家を建てるときの打ち合わせの回数って何回くらい?と不安になりますよね。特に仕事が忙しいなどで時間がない方は、打ち合わせが負担になってしまうのではないかと心配になると思います。ここでは家づくりの打ち合わせについてさまざまな視点から説明していきます。
打ち合わせの回数は施工会社によって変わる
家を建てるときには、何度か打ち合わせをおこなう必要があります。建売住宅であったとしても、何度かは打ち合わせをして決めなくてはいけないことがあるほどなので、決めなくてはいけない事柄の多い注文住宅の場合には回数がもっと多くなるのが特徴。少なくとも10回程度は顔を合わせて話をしなくてはいけません。
とはいえ、回数は施工会社ごとに大きく異なり、あらかじめスケジュールがほとんど決まっていて、最小限の顔合わせしかしないところもあります。もし、回数を少なくしたいのであれば、家を建てる施工会社を選ぶ段階で、打ち合わせ回数が何かい程度になるかを確認しておくのがおすすめです。
家を建てるときには建った後の家の姿のことばかりを重視してしまいがちですが、実際には家を建てるまでの過程も非常に重要です。なぜなら、いくら優れた施工会社だったとしても、建て主であるあなたがしっかりと要望を伝えられなかったら良い家が建つはずはないからです。回数は少な目で無駄を省きたいのであれば、あらかじめどのような感じで家が建つまでのやり取りをするかを確認しておきましょう。
逆に、何度も顔を合わせて納得できるまで話をしたいタイプの人は、スケジュールを柔軟に変えられる施工会社のほうが適しています。本当はもっと要望を細かく伝えたかったのに、話す時間が不足して伝えきれなかったなんてことがあっては本末転倒。施工会社によっては決められた回数以上の話し合いをおこなうと、料金が加算されるところもあるので、しっかりと話し合いをしたい人は事前に確認しておいてください。
話し合いの回数をたくさん持ちたい場合には、工事の開始時期が決まっていないかも確認しておいたほうが良いです。施工会社ではあらかじめ工事開始時が決まっていることがあり、その場合には工事が始まる前までしか話ができません。時間切れになって悔しい思いをしないよう、工事期間が最初から決まっていない施工会社を選んでください。
回数を少なくしたいのであれば準備が必要
注文住宅を建てる際には、数えきれないほどたくさんのことを決めなくてはいけないので、話し合いに時間がかかります。無駄な時間をなくして話し合いをしたい場合には、それなりの準備をしておかないといけません。建て主であるあなたが決めなくてはいけないことがあるのに、基礎知識がないと施工会社との打ち合わせでは、基礎知識を教えるだけで時間が過ぎてしまい肝心の決めなくてはいけないことが決められないからです。
ある程度言葉の意味や、何を重要視するかのポイントを絞れていれば、それだけ早く話が進み、スムーズに話し合いができるので短時間でたくさんのことを決められます。もしくは、こだわりのない部分は施工会社にお任せしてしまうという方法もあります。床だけはこだわりたいから建て主が決めて、壁や設備に関してはお任せするという方法にすれば、必要な部分だけを決めるだけで済みます。
しかし、あまりにお任せばかりにしてしまうと、せっかくの注文住宅が建売住宅のようになってしまうので注意が必要です。施工会社にお任せすると、最もプレーンなタイプを選択されることが多いので個性がなさ過ぎて注文住宅にした意味がなくなってしまう恐れがあります。
そのため、そこまでこだわっていなかったとしても、色だけは自分たちで選ぶようにするなど、多少は建て主を意見を反映した家にするほうが良いです。また、話し合いの席に子供が同席すると、驚くほど話が進まないです。子供が邪魔をするたびに話が中断されるため、大事なことが決められないまま時間オーバーになってしまいます。
もし、小さな子供がいる場合には、預け先を決めておくなどして話し合いがスムーズに進むよう対策をしておくと良いでしょう。どうしても子供を預ける場所がない場合には、同席させるにしても、子供が退屈しないようなおもちゃを持参するなどして、話しやすい環境が保たれるようにしましょう。
そのほうがしっかりと話し合いができて、無駄を減らせます。施工会社によっては、小さな子供がいる人が困らないよう、キッズコーナーのような場所を設けているところもあります。どうしても預け先がなくて困る場合には、最初から子持ちで話し合いがしやすい施工会社を選ぶのもひとつの手です。
子供の世話で忙しくて肝心の説明を聞き逃すようなことがあると、間違った選択をしてしまい家が建ってから後悔する結果になります。話し合いの席では、その後何十年も住むことになる家の大事な部分を決める話をするので、しっかりと話に集中できるよう対策をとっておきましょう。
後悔しないよう回数を少なくしすぎないほうがいい
忙しい人が注文住宅を建てようとすると、なんとか話し合いの回数を少なくしたいと思うようですが、回数を減らし過ぎると後悔することが多いので、回数を少なくしすぎないほうが良いです。忙しいと言っても、メールや電話でなら話ができると思うので、顔合わせの回数は減らしつつも別の方法でやり取りをするのもおすすめです。
直接顔を合わせないと素材の説明ができないなどの問題はありますが、そういった事情がなければメールや電話でも十分に話し合いができます。メールで参考資料を送ってもらえれば、それを自宅で検討することもできますし、そのほうが時間をかけて考えられるというメリットもあります。
施工会社によっては、話し合いの時期を長くすると厳しい顔をされるかもしれませんが、話し合いを頻繁におこなえないのであれば、打ち合わせ期間が長くなっても必要最低限の話し合いをするようにしてください。例えば、毎週1回の話し合いが予定されている場合には、毎週顔を合わせるのが難しければ、月に1回にしてもらい、何ヶ月かかけて話し合いをするのです。
無理に決められたスケジュール内に話を終わらせようとすると満足する家を建てるのは難しいです。頻繁に打ち合わせができないのであれば、その分長い期間をかけて話し合いをするようにしてください。家を建てる上で施工会社との話し合いは非常に重要です。仕事が忙しい人は、時間に余裕ができる時期を狙って家づくりをするのもおすすめです。
話し合いが頻繁に必要なのはせいぜい長くても半年程度なので、仕事の繁忙期を避けて家づくりに着手するようにすれば負担を減らせます。また、一生に何度もあるようなことではないので、許されるのなら、その時期だけは家づくりを優先させる方法も検討してみてください。家が建って生活が落ち着いたら、再度仕事に全力投球すればいいので、なんとか時間が作れる方法はないかを考えてみましょう。
家を建てる際の打ち合わせを面倒がる人が多いものですが、考えようによっては普段はできない経験をするチャンスです。今までは家づくりに興味はあるもののなかなか調べものまで手が回らなかった人は、この機会に徹底して詳しく調べ上げ、納得のいく家を作ってください。
こだわりの詰まった注文住宅を作ることができれば、一生の財産になりますよ。家を建てた後に外出を控えるようになる人が多いのは、家の居心地が良いからです。ずっとこの家にいたいと思えるような素敵なマイホームを建ててくださいね。